WordPressの環境をコピーする

Mirror By: Timmy_L
本番環境のWordPressを開発用にローカル環境にコピーする。
または、本番環境を作成するときに開発環境のWordPressを本番環境にコピーする場合などに使えるWordPressの環境のコピー方法を説明します。
今回は、本番環境⇒ローカル環境にコピーしてみます。
WordPressのコピー方法
ローカル環境の作成
まずは、ローカル環境を作成します。
作成方法はいくつもありますが、良く使われる方法としては以下の2つがあります。
XAMPPでもInstant WordPressでもどちらでも良いのですが、まずはコピーの手順を試してみたいという人は簡単に構築と削除ができるInstant WordPressがおすすめです。
MySQLのデータをエクスポート
「エクスポート」タブから「実行する」ボタンをクリックしエクスポートを実行します。


MySQLのデータのエクスポートはこれで完了です。
エクスポートした情報はこの後で使用するためしばらく保持しておきます。
環境の構築手順
1.FTPツールを使用し、コピーしたい環境のWordPress配下のソース一式をローカル完了に転送します。


2.転送したWordPressのソース一式をXAMPPまたはInstant WordPressで作成したローカル環境に配置します。


5・「インポート」タブでエクスポートしたファイルを参照し、「実行する」をクリックします。


6・「インポートが正常終了しました。」とメッセージが出れば完了です。


※下記のようなエラーが出た場合は、アップロード出来る最大サイズを変更してください。


参考サイト
7.次にインポートを行ったテーブルのドメイン名を変更します。まず、以下のサイトにアクセスしドメイン名の変更ツールをダウンロードします。
※「Problems? Try v 2.1.0 STABLE」をダウンロードして下さい。私の環境では「Download v 3.0.0 BETA」を実行するとエラーとなりました。
8.ダウンロードしたファイルをローカル環境のWordPressフォルダ直下に配置し、アクセスを行います。
13.最後に配置したWordPressフォルダ内の「.\WordPress\wp-config.php」をローカル環境に合わせ書き換えます。
wp-config.phpの変更箇所
// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** // /** WordPress のためのデータベース名 */ define('DB_NAME', '★インポートを行ったデータベース名'); /** MySQL データベースのユーザー名 */ define('DB_USER', '★MySQLのユーザ名'); /** MySQL データベースのパスワード */ define('DB_PASSWORD', '★MySQLのパスワード'); /** MySQL のホスト名 */ define('DB_HOST', '★ホスト名'); /** * WordPress データベーステーブルの接頭辞 * * それぞれにユニーク (一意) な接頭辞を与えることで一つのデータベースに複数の WordPress を * インストールすることができます。半角英数字と下線のみを使用してください。 */ $table_prefix = '★テーブルの接頭語';
これで、環境のコピーは完了です。
ローカル環境のWordPressにアクセスすると、このように本番環境と同じ環境になっていることがわかります。
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