5分でWordPressの開発環境を作成する「Instant WordPress」

Yellow USB By: Pierre-Félix So

WordPressでサイトを作成していると、プラグインのアップデートなどが頻繁にあると思います。

公開しているサイトに直接アップデートを掛けると、サイトが見れなくなるなど不具合に見舞われることがあるため、検証や開発が行える環境を用意しておくのが一般的です。

今回はそんな時のために、簡単にWordPressの環境が構築できるツール「Instant WordPress」を紹介します。

Instant WordPress
  1. 「Instant WordPress」のインストール
  2. 「Instant WordPress」の設定
  3. 「Instant WordPress」のセキュリティ
  4. 「Instant WordPress」のアップロードサイズを変更する

「Instant WordPress」のインストール

以下のサイトにアクセスして、Instant WordPressをダウンロードします。

InstantWordPress1

「DownLoad Now」>「Current Version」でダウンロードが出来ます。
InstantWordPress2
ダウンロードしたファイルを実行し、インストール先を選択します。
「Instant WordPress」は外部メディアにインストールしても動作するため、複数のPCなどで同じ環境を使用した時は、USBやDropBoxにインストールしておくと便利です。
InstantWordPress3
「Completed」と表示されれば完了です。「Close」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
InstantWordPress4
これでインストール完了です。インストール先のファイル構成はこのようになり、「InstantWP.exe」を実行すればInstant WordPressが起動します。
InstantWordPress5

「Instant WordPress」の設定

インストール後はそのまま「Instant WordPress」を利用しても良いですが、WordPressのバージョンが最新とは限りません。最新のバージョンを利用したり、他の環境とバージョンを合わせるため過去のバージョンを利用したい場合はWordPressを入れ替えます。

また、「Instant WordPress」は有名なアプリなので、心配ないと思うのですがソースコードを確認したわけでは無いため、悪意のあるコードがWordPress内に含まれていないとは言い切れません。

そのため、セキュリティの観点から考えてもWordPressを以下の本家のサイトからダウンロードして入れ替えておいたほうが安全です。

WordPressを入れ替えるときは、「InstantWP_4.3.1\iwpserver\htdocs」のWordPressフォルダをダウンロードしたWordPressに置き換えます。
InstantWordPress6
※InstantWP_4.3.1:バージョンにより「4.3.1」の部分は異なります。
WordPressを置き換えた後は、データベース接続のためのwp-config.php の設定を行います。方法は、WordPressフォルダの「readme.html」に記載してありますが、ここでも同様の手順を説明します。
InstantWordPress7
まず、WordPressフォルダ内にある「wp-config-sample.php」をテキストエディタで開きます。
InstantWordPress8
※1.「wp-config-sample.php」を開くときは、UTF-8 BOMなし (または UTF-8N) で保存できる「サクラディタ」や「秀丸エディタ」を使用しください。
※2.Windows の『メモ帳』では、UTF-8で保存できないため開かないでください。

「wp-config-sample.php」の内容を次のように変更し、ファイル名を「wp-config.php」に変更して保存します

wp-config-sample.phpの変更前
// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'database_name_here');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'username_here');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'password_here');
wp-config-sample.phpの変更後
// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'wordpress');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'root');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', '');
MySQLのユーザ名とパスワードは、「Instant WordPress」のトップ画面に記載されています。
「Use ‘root’ & blank password」と記載されているため、ユーザ名は「root」パスワードは空文字(未入力)です。
InstantWordPress09
データベース名は、「MySQL Admin」にログインして「データベース」のタブを開けば記載されています。
InstantWordPress10
設定はこれで完了のため、WordPressを起動します。起動すると認証画面が立ち上がるため以下のユーザ名とパスワードを入力します。

Usernameadmin
Passwordpassword

InstantWordPress14

認証後は、WordPressを入れ替えているためデータベースの更新を行います。
InstantWordPress11
更新完了後に「続ける」をクリックすれば、WordPressの画面が立ち上がります。
InstantWordPress12
これで「Instant WordPress」の設定も完了です。後は通常のWordPressと同じように扱うことができます。
InstantWordPress13

「Instant WordPress」のセキュリティ

WordPressは、Webサーバ上で動かすため「Instant WordPress」もWebサーバを起動してWordPressを動かしていると思われます。

その場合、外部からのアクセス対策等が必要になるのでは無いかという懸念がありましたので少し調べてみました。

アクセスの制御は「.htaccess」を使用するか「httpd.conf」に記載するかのどちらかです。
「.htaccess」が見当たらなかったためApacheフォルダ内の「httpd.conf」でアクセス制御を行っているようです。
InstantWordPress15
「httpd.conf」のListen ディレクティブに「Listen 127.0.0.1:4001」と記載されているため、外部からアクセスされる心配はないようです。
InstantWordPress16

※「Listen 127.0.0.1:4001」と記載されていると、「127.0.0.1(localhost)」からのみアクセス可能となります。

Apacheの設定に関する参考サイト

「Instant WordPress」のアップロードサイズを変更する

「Instant WordPress」はアップロードできる最大サイズがデフォルトで2Mになっています。

そのため、データベースのインポートや容量の大きなファイルをアップロードするとエラーとなってしまいます。

エラー回避には、以下のファイルを編集します。

  • \InstantWP_4.3.1\iwpserver\server\config_tpl\php.ini

編集する箇所は以下の3箇所です。

upload_max_filesize = 8M
post_max_size = 8M
memory_limit = 128M

それぞれアップロードしたファイルサイズ以上の値を設定すればアップロードできるようになります。

upload_max_filesize = 128M
post_max_size = 128M
memory_limit = 128M
divider

Trackback URL

http://webnonotes.com/wordpress/instant-wordpress/trackback/

No Comments Yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>